くず星

親に「大学生らしくない部屋だ」と言われてちょっとキレられた。
確かに自分でもそう思っているので反論できなかった。というかヘコんだ。
あと、親友と勝手に思っている友人にメールで相談してたら「ちょっと君は重い」と言われた。
重いと言うのは何が重いのか･･････。
思い当たる節はあるような無いような。
とりあえず、俺はもう少し大人にならなくちゃとかなりまじで思っているこの頃。
ほんとねー、分かっているのと理解しているのは違うからね。結局やらなきゃ理解してることにならないんだよ。だから自分が情けない。
大学生になって高校以上にいろいろな人間と仲良くなって「こいつの生きかた好きだ！」とか思える友人もできた。でも俺はあこがれるだけで決して自分でなりたいとは思わなかったんだ。
変わるのがめんどくさい、と思ってた。
でも、そんなんじゃいけない。ホントにこのままじゃ絶対後悔する。
今まで何度か親に言われててもそこまで思わなかったけど、友人に言われてなんとか本気になれそうだ。
やっぱり俺の中では友人の、特にメールの友人の影響受けてる。環境が作り上げる人間の典型だなとちょっと情けなくなったけど、まあそこはそれ。
あとあと自分が良くなるのならいいかな、と思う。

今回の事でつくづく自分は周りに迷惑をかけてるなと思っている反面、生かされていると思う。

ほんとに鬱陶しいぐらい世話を焼いてくる父親。
仲良くしてくれる友人。
彼らがいてくれた、俺と出会ってくれたおかげて今の俺がいる。
今の俺に命を吹き込んでくれたのは紛れも無く彼らだった。大袈裟じゃなく、本当に。
こういう人々が俺と言う存在を確立させてくれたことに報いるためにはやっぱ、成長しなきゃ！
遅いかもしれないけど、遅すぎる事は今の俺にはないと思ってる。
なんとか次学年にあがるまでには少しでも成長しているために、ガンバロウ。


誰もいないこの場所、僕の声を聞いて欲しい
そう願い込めて
僕は始めて孤独の怖さをかみ締めた
ああ、それでも人は出会いを求め別れに涙して
続くどこまでも探し歩いてくこれからもずっと
たとえ弱くはかない小さなくず星でも

「くず星」ＢＹ ゆず