依然書いたような気もするが、アカデミー賞にノミネートされてたから。

「バトルロワイヤル」

一部国会議員があんなの映画化すんな!と言ってそれに15歳以下の人達が反発してたんだけど、そのコメントを読んで思った事をなんとなく。

大体、見たいと言う人達が言う言葉が
「命の尊さが分かる」と言う事。
バトルロワイヤルを見ると命の尊さが分かるから是非指定を設けないで見せて欲しい。
小説も凄く面白いから映画は是非見たい。
てな感じで言う。

結論から言って、バトルロワイヤルで命の尊さを学ぶ事はない。

バトルロワイヤルは完全にフィクションと思うから面白く感じる。俺はそう思ったからこそ面白いと思えたが、最初に映画を見たので感じ方が違う。
最初に映画を見終わって思ったのはいったい何を言いたかったのかってこと。

まあ、無い事はない。
作品中にあるのは「生への渇望」「極限状況の中の愛」とかなんとか。
でも簡単にそれは通り過ぎていった。
あまりにも現実離れした状況のために説得力がはっきり言って無い。
なんとなく、薄っぺらく感じた。

「人の命の尊さ」なんて映画如きで悟れるほど簡単なものじゃない。
だって「命」が大事と思うのは生きる事よりも死ぬ事のほうが簡単だからで、死ぬということを理解するには実際死んでみないと分からないからだ。

だから、「命」を本当に理解する事は実際には不可能だ。

どこかに本当に「命の尊さ」を教えてくれる映画があるかもしれないし、これから作られるかもしれない。
でも「バトルロワイヤル」にはそんな説得力はない。

要は隠されたものを好奇心で覗いてみたくなる心境なんだよな。
どうせ映画化するなら指定を無しにすれば良いのだ。これは前に日記で書いたような気がする。
これからはもう同じ事を書く気がするからこれで終わり。


今日は頑張って歌った。
喉が痛い。破壊された。うぐぅ。

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