ドラマとかで愛を語るのに使われている言葉。
今あるか良く分からないが「あなたのために僕は生きてる」みたいな言葉がある。

使う場面が盛り上がっている所ならそれなりにカッコイイ言葉だろう。でも、みんなその本質を分かっているのだろうか?

人は根本的に自分の幸せのために生きる。

人が、他人のためにどうたらすると言うのは自分の利益と他人の利益が一つのベクトルに進んでいるからだ。

こう書くと心が寂しい人とか思われそうだが別にそうではない。
人のために生きるという土台にあるのは「自分」の生だということだ。
生きているから、他人を愛せる。その生はあくまで自分だけのものだ。
ただ、本当に他人のために生きていると考えるのが問題だ。

ドラマなどで使われる時、主人公(男)とヒロインの幸せのベクトルが同じ方向を向いていて、男はその幸せを自分の全力で守っていきたいと述べる事がああいう系のドラマの最終到達地点なわけだ。

けして言葉通りにヒロインと生きるために生きているわけではない。

つーか、誰誰のためにって言うのは裏を返せばそれで何かの状態になった時、その誰誰のせいになってしまうって可能性もある。

「あなたのためなら死ねる」って言葉は今はどうか知らんが結構聞くだけならカッコイイ。
でも実際、相手をかばって死んだらその相手は絶対心に大きな傷を残す。
自分を守ったから死んだんだってね。

「自己犠牲」

美しい言葉だ。
でも自己犠牲で得るものはほとんど無い。
自分を犠牲にする事で得る利益はけして相手のためにならないからだ。保険金とか以外はね。

相手が幸せで、自分も幸せになる。

あえて言うなら「そのために」人は生きていると思う。

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