中学生日記をこの頃見てるが、あれは俺的にかなり良い。
幾分過剰な所があるがむしろフィクションであったほうが平和だ。

今回の話はいじめの話。

クラスに階級制度ができていてその中で命令する立場から一転、いじめられる立場になった女のこの話だった。

最後のほうで「死んでください」というメモを受け取った女の子がくしゃくしゃにして投げる。
それを俺のお気に入りの先生・担任の星先生が拾って何だこれは!と叫ぶ。

ここからが印象的だった。

星先生の「何だこれは!」に帰ってきたのは生徒の「ゲームだよ。これくらい普通さ」
という言葉だった。
星先生は言う。
「社会に役割ができるのは普通だ。昔からガキ大将がいて、それにつく奴がいて。でもそれは階級なんかじゃない。個性なんだ!これが普通だって!?普通じゃない。こんな事は普通じゃない!間違っている事に気付け!!」
あきれてまったく話を聞こうとせずにクラスの大半は先生の話を無視してだべっている。そんな中に星先生の声が響く。
先生を見つめるいくつかの瞳。

俺が中学の時なんて、はっきり言っていじめはあったけど階級なんてなかった。
パシリなんて奴もいなかった。

まさか今の中学生はこれくらい酷いのか?とこれを見て思ってしまう。

ただ、事実はどうあれ、おそらく俺もこんな状況に入ったら簡単には意見を言えないだろう。でもこれを笑って許せる人間にだけは絶対なりたくない。
そう、思う。

もう一つ印象的だったのは、いじめられる側に回ってしまった子の靴が捨てられていたのをその子がいじめていた子が拾って先生に届けた事について電話で聞くシーン。

「私だったら、もっと惨めにして(靴を)本人に返すから、あなたはどうして靴を先生に届けてくれたの?」
「私は、あなたのようにはなりたくないから。私は私だから」


うーん。かなりおお!って感じだった。

P・S 星先生の芸名はジャイアント茶所。めちゃ気になる名前だ

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