この頃、日記じゃないので一日の行動を書いてから書きたい事を書こう。

今日は家で創作書いて車乗りに行って部活に行って皆で食事。焼きそば三玉はさすがにきつかった。ふとりそう。

んで、駄文?に入る。

「ONE」

主人公の折原浩平は叔母の家に住んでいる。
幼なじみである長森瑞佳に起こしてもらって学校に行き、授業を受け、そして帰るといった単調な生活を続けていた。

しかし、そんな日常の中に何故か違和感を感じる。
まるで自分が世界の住人ではないかのような浮いた感覚。

ある時、浩平は友人達の挑発に乗って瑞佳に告白し、瑞佳はそれを承諾してしまった。

戸惑う浩平。

それからの瑞佳は浩平の恋人のように振る舞うが浩平は自分を許せずに瑞佳を拒絶する。

そしてクリスマス。学校に呼び出して瑞佳を酷い目に会わせようとした。

しかし、瑞佳は浩平を許し、浩平は自分には瑞佳が必要だと改めて認識する。

だが、この頃には浩平の回りの状況は変化し始めた。

浩平自身の夢にも出てくる「永遠の世界」

浩平は幼い頃に妹のみさおを病気でなくしていた。
その悲しみは計り知れなく、浩平は世界の全てを拒絶する。
そして、みさおのいる世界へ行く事を望んだ。
交わされる「盟約」

その「盟約」により、浩平の存在は世界から消えようとしていた。

まず、叔母が浩平の事を忘れ、クラスメイトが、先生が浩平の事を忘れていく。

追いつめられた浩平に、しかし瑞佳は最後まで一緒にいた。

「私笑っていられたよね」
「ああ、大丈夫だ」

二人が交わした最後の会話。
浩平は世界から姿を消した。

一年後、瑞佳は待つ事に疲れていた。
もう浩平の事は忘れよう。
そう決意しながら教室で日誌を書いていた。
そこにクラスの皆の喧燥がまい込んでくる。
そして聴きなれた声。

ふと顔を上げる。
そこには待っていた人がいた。

「瑞佳!もう一度、俺と付合ってくれ」
「・・・・・・うん」

輝く季節へと、二人の時間は動き出した。
この世界に無駄なものはない。
必要無い物はあるだろうってのが自分の持論。

一般的に必要無い物ってのは一般社会で多くの人が必要ないって言ってるから必要ないってなっているわけで、全ての人に必要と思われるのは限られた物以外はたいてい当てはまらない。

必要無い物ってのは個人じゃなくて全体の中でだけど。


逆を言えば、どんな人にも必要な物はあるって事。


この作品では、一度世界を否定した主人公が、最愛の人がいる世界に戻りたいと願った事で「永遠の世界」から帰還する。

自分が大好きな、誰かのために主人公は世界に存在する事ができたわけだ。
また、主人公が世界から消えてしまうきっかけも最愛の妹の死だったわけで、人間って結局は独りじゃ生きられないんだ。

それは心臓が動いてる。脳が動いてるって事じゃなくて人と関わり合いを持っているって事なんだよな。

ヒトがヒトであるためにはヒト以外の物の他に同じヒトがいなければ成立しない。

それはきっと何よりも輝ける物なんだろう。

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